県内の交差点で昨年、人身交通事故が最も多かった徳島本町交差点=徳島市徳島本町2

 徳島県内で2017年に発生した人身交通事故(3151件)のうち、交差点での事故は1584件と全体の50・3%を占めた。前年より164件減ったものの、割合は1・5ポイント上昇。事故の形態別に見ると、出合い頭の衝突が増加している。県警は啓発活動や取り締まりの強化などで注意を呼び掛ける。

 県警交通企画課によると、17年の交差点事故の内訳は、出合い頭の衝突が前年比16件増の623件(39・3%)と最も多く、追突が39件減の500件(31・6%)、右左折時が99件減の284件(17・9%)などと続いた。主な原因は、左右の安全確認をしていなかったことや、交差点内で徐行しなかったことが挙げられる。

 事故が最も多かった交差点は、徳島本町交差点(徳島市徳島本町2)と大林交差点(小松島市大林町)で各8件。次いで元町交差点(徳島市元町1)の7件、八百屋町交差点(同市八百屋町1)の6件だった。

 過去10年間の発生状況を見ると、交差点での事故は08年の3310件(全体の57・5%)から減少傾向にあるが、依然として約半数を占めている。

 県警は、今年から事故が多い県内主要道路の交差点15カ所を「交通マナーアップモデル交差点」に指定し、ホームページに公開している。モデル交差点では、取り締まりを強化しキャンペーンなどの啓発活動を行う。

 同課は「安全な交差点を目指して、県民に交通マナーアップを呼び掛けたい」としている。