任期満了に伴う勝浦町長選は、23日の告示まで1週間となった。立候補を表明しているのは、現職で4選を目指す中田丑五郎氏(71)=同町久国=と、新人で前町参事の野上武典氏(61)=同町三渓、農業=の2人のみで、一騎打ちの公算が大きくなっている。選挙戦となれば2002年以来16年ぶり。現町政への評価を巡り、町内を二分する激しい前哨戦が繰り広げられている。

 中田氏は、町議3人が支持。昨年9月に久国に後援会事務所を構えた。家族らと共にあいさつ回りを続け、座談会も開いている。

 13日には町農村環境改善センターで町政報告会を開き、後援会によると約500人を集めた。勝浦病院の改築や小中学校の給食費半額助成などを訴える。

 野上氏は、町議5人が支持。昨年10月に生名に後援会事務所を設け、町職員OBらを中心に浸透を図っている。現職への批判票の取り込みも狙う。

 20日には決起集会を町農村環境改善センターで開く。旧勝浦高校実習園跡地の活用や星谷潜水橋架け替えなどを訴えている。

 両陣営は県道や町道沿いにのぼりを立ててアピールするほか、会員制交流サイト(SNS)のフェイスブック(FB)で情報発信を始めるなど活動を活発化させている。一方、町内の若手グループらが準備を進めていた公開討論会は日程の調整が付かず、見送られた。

 立候補届け出書類の事前審査は19日、午前8時半~午後5時に町役場で受け付ける。昨年12月1日時点の有権者数は4760人(男2263人、女2497人)。