任期満了に伴う勝浦町長選は23日、告示される。立候補を表明しているのは、現職で4選を目指す中田丑五郎氏(71)=同町久国=と、新人で前町参事の野上武典氏(61)=同町三渓、農業=のみで一騎打ちとなりそうだ。両者の政策に大きな違いはなく、現町政への評価が最大の争点となる見通し。2002年以来16年ぶりの選挙戦が迫り、町民の関心も高まりつつある。

 中田氏は、財政改革や子育て環境の充実など3期12年間の実績を強調。政策に勝浦病院の改築や小中学校の給食費半額助成などを掲げている。町議3人が支援し、町政の継続を訴える。

 野上氏は、町職員を長年務めた豊富な行政経験やフレッシュさをアピール。旧勝浦高校実習園跡地の活用や水害対策の強化などを主張している。町政の刷新を呼び掛け、町議5人が支持する。

 13日に開かれた中田氏の町政報告会には約500人が参加。20日の野上氏の決起集会には約700人(いずれも後援会発表)が集まるなど、町内を二分する前哨戦が繰り広げられている。

 勝浦町では本年度、課税や予算の計上などを巡るミスが相次いで発覚した。中田、野上両氏ともミスがあった当時の幹部だったことから、選挙戦では行政運営の立て直しに向けた対応も問われる。

 立候補の届け出は、23日午前8時半から午後5時まで、町役場で受け付ける。投開票は28日。昨年12月1日時点の有権者数は4760人(男2263人、女2497人)。