任期満了に伴う阿波市議選(定数20人)は、3月18日の告示まで1カ月となった。徳島新聞の取材では定数を2人上回る22人が立候補を表明しており、少数激戦の選挙戦となる可能性が高まっている。現職は約3割の6人が引退する意向を示す一方、新人が7人出馬する見通しで、前回から顔触れが大きく変わる戦いになりそうだ。

 立候補を予定しているのは、現職14人と元職1人、新人7人。阿波市議選は合併以降、3回行われ、新人が最も多かったのは合併後初で定数を12人オーバーした2006年の5人だった。10年は新人が2人、14年は3人だった。

 立候補予定者を地区別に見ると、阿波町は現職3人と新人5人で最激戦区となっている。市場町は現職3人と新人2人、元職1人がしのぎを削る。土成町と吉野町は、それぞれ現職4人が競う。

 阿波町と市場町では前哨戦が活発化している。特に新人は、顔を売るため地元以外にも精力的に出向き、あいさつ回りなどを通して支持拡大に努めている。

 市では人口減少や防災への対策をはじめ、農業、観光の振興や商工業の活性化策が問われており、これらに対する論戦が期待されている。

 届け出書類の事前審査は3月7、8両日午前9時から午後4時まで、立候補の届け出は18日午前8時半から午後5時まで。いずれも市役所で受け付ける。

 2017年12月1日時点の有権者数は3万2862人(男1万5626人、女1万7236人)。