【上】初戦突破を目指す城東男子=同校【下】スパイク練習に励む城南女子=同校

 バレーボールの第70回全日本高校選手権が4日、東京体育館で開幕する。3年連続5度目の出場となる徳島県代表の男子・城東は1回戦で洛南(京都)と対戦。6年連続10度目の女子・城南は2年連続で富士見(静岡)と1回戦を戦う。城東は3年連続の初戦突破、城南はインターハイと同じ4強入りを目指す。

 ◎男子・城東

 城東は県予選決勝で、打点の高い相手エースのスパイクをブロックと正確なレシーブでしのぎ、リズムをつくった。飛び抜けた選手はいないものの、セッター谷を起点に岡田主将、伊藤の両レフトや長身のセンター庄野らが繰り出す多彩な攻撃が持ち味だ。

 2年連続で8強入りしている洛南は平均身長185センチと高さがある。特に、2年生エースの大塚は193センチの長身から強烈なスパイクを放つ。判断力に優れ、パワーが持ち味の垂水との二枚看板を武器に、チームの総合力は高い。

 平均178センチと高さで劣る城東は丁寧に拾い、スムーズにコンビ攻撃につなげられるかが鍵になる。全員がしっかり動いてミスなくプレーしたい。相手の得意な形にさせないためにはサーブも重要になる。

 ◎女子・城南

 城南は平均身長165センチと高さがないが、リベロ天岡を中心に全員で粘り強く拾い、守りが安定している。攻撃は大西さくらの正確なトスからエース森本主将や伊藤、逢坂らへ展開。強打とフェイントを巧みに使い分け、幅広い。

 富士見には前回、初戦でストレート負けを喫した。当時のメンバーが多く残り、特に世界ユース全日本代表に選ばれた2年生の伊藤の攻撃力が高い。アタッカーが移動しながら強打する変則攻撃を多用するほか、守りにもしぶとさがある。

 城南としては、平均身長で7センチ上回る相手のブロックをどう崩すかが最大の鍵となりそう。アタックはもちろん、レシーブの正確さが求められる。インターハイと同様、思い切りの良いプレーができれば勝機は十分ある。