現役引退を表明した徳島のGK相澤

サッカーJ2・徳島ヴォルティスは4日、GK相澤貴志(35)の現役引退を発表した。新潟県出身の相澤は、地元のアルビレックス新潟でスクールコーチに就任し、指導者としてのキャリアをスタートさせる。

 相澤は2015年にJ1清水から徳島に加入。徳島では15、16年にリーグ戦で計17試合、天皇杯で2試合に出場したが、17年の公式戦出場はなかった。

 2000年に川崎フロンターレでプロとなり、徳島のほかに、セレッソ大阪、町田ゼルビア、清水エスパルスでプレーした。プロ通算でリーグ戦はJ1で91試合、J2で61試合、JFLで31試合に出場、カップ戦は19試合、天皇杯は10試合だった。

 ヴォルティスを通じてコメントを発表した相澤は「たくさんの仲間と出会い、たくさんのファンやサポーターから温かい声援を受けプレーできたことは、僕にとって大きな財産です」と振り返った。3年間在籍した徳島には「目標であった J1復帰を果たすことができなくて本当に残念でした。今シーズン、徳島の活躍を期待しています」とエールを送っている。

 12月にはリーグトライアウトに参加していた相澤は「いくつかのチームからお話もいただき、どうするべきか非常に悩みました。ただ、考えれば考えるほどに、プレーしたいという気持ちより、次に向けて走り出したいという気持ちが勝るようになっていき、引退を決意しました」と、現役続行か、引退かを悩んだ末の決断だったことを明かした。

 今後に向け「現役生活は決して順風満帆ではありませんでした。振り返れば栄光と挫折、というよりは挫折してまた這い上がって、の繰り返しでしたが、すべてが僕の血となり肉となっています。今シーズンからは故郷である新潟のアルビレックス新潟で指導者としてスタートします。現役生活で得た経験を元に、選手としてはもちろん、人間性も優れた選手を輩出していきたいと思います」と決意を示したほか、長年現役生活を支えてくれた妻への感謝もつづっている。