現役引退を発表した濱田=2017年8月、鳴門ポカリスエットスタジアム

 徳島ヴォルティスは25日、2017年まで在籍したMF濱田武(35)の現役引退を発表した。今後はセレッソ大阪のスクールコーチとして、選手育成にあたる。

 濱田は、セレッソ大阪の育成組織で育ち、01年にトップチーム昇格。サガン鳥栖を経て、再びセレッソ大阪に戻った後、10年に徳島へ移籍。ボランチとして、絶妙なパスや献身的な守備で攻守にチームを支えた。徳島での在籍8シーズンは歴代最長で、216試合出場も歴代最多。
 
 13年には39試合に出場し、J1昇格にも貢献。16年には主将も務めた。チームメートだった柿谷曜一朗(現・セレッソ大阪)に生活面でアドバイスするなど後輩の面倒見も良かった。

 17年間の現役生活でJ1で65試合1得点、J2で339試合14得点。徳島では、J1で33試合無得点、J2で183試合7得点だった。

 濱田はクラブを通じてコメントを発表した。(以下、全文)

「私、濱田武は2017年シーズンをもちまして引退することを決意致しました。徳島ヴォルティスには8年間お世話になりました。その中で J1昇格を達成出来たことやキャプテンをさせていただいたことは、自分にとってとても良い経験になりました。お世話になるばかりで恩返し出来ないまま徳島を離れることを申し訳なく思っています。
 これからは自分を育ててくれたセレッソ大阪の育成で自分の経験や技術を伝えていければと思っています。17年間現役で続けられたのもサポーターの皆さんはもちろん、セレッソ大阪、サガン鳥栖、徳島ヴォルティス、自分と関わるすべての皆さん、そして一番近くで応援してくれた家族、どんな時でも明るく元気な妻に助けられて続けることが出来ました。本当に感謝しています。
 17年間楽しいプロ生活をおくることが出来て幸せでした。本当にありがとうございました」