セットプレー時の攻守の確認を繰り返すイレブン=徳島スポーツビレッジ

 25日のJ2開幕まで約2週間。徳島ヴォルティスは本拠地の徳島スポーツビレッジで仕上げを急いでいる。練習の力点は基本的な戦術の浸透から細部の確認へと移った。体調不良などで離脱していた一部選手も復帰するなど、戦闘態勢は徐々に整いつつある。
 
 9日は相手ゴール前での崩し方を練習した。MFシシーニョや前川らがワンタッチのパス交換などでDFとGKの間に鋭く攻め込み、ロドリゲス監督はワンプレーごとに選手の動き方などを細かく助言。角度を変えながら、セットプレーも繰り返し確認した。
 
 高知、宮崎両県でのキャンプを経て、新加入と既存選手の融合は着実に進んでいる。FW呉屋は中盤とテンポ良くパスをつなぎ、DFブエノも大﨑と呼吸を合わせて最終ラインを保つ。MF内田航は「キャンプ中は慣れることが先決だったが、今は何ができるかを考えてプレーしている」と手応えを話す。
 
 キャンプ中は別メニューだったDF大屋は今週からボールゲームに参加。「戦術は映像で確認していた」と言うだけあって、速い逆サイドからのクロスにもダイレクトで合わせるなど、連係面での不安はなさそうだ。
 
 ロドリゲス監督は完成度を「70点」とし、細部について「まだ改善する余地がある」と明かす。その上で「シーズン中と同様の練習日程でリズムをつくっていく」との方針を説明した。