打撃練習で鋭い当たりを飛ばす広島・美間=日南

 プロ野球・広島で6年目の美間優槻(徳島・鳴門渦潮高出)が宮崎キャンプの最終日、攻守ではつらつとした動きを見せた。「よく動けているし、状態は悪くない。バットもよく振れている」と歯切れがいい。
 
 シートノックでは本職の三塁と二塁に就き、名手の菊池に負けじと、緩いゴロを素早くさばいたり、逆シングルで好捕したり。外野との連係では肩の強さも見せ、ファンをうならせた。
 
 本塁付近から外野に向けて放つロングティーでは20分間で約200スイング。「力強く振ることを意識した」と言うように、フェンス際への鋭いライナーが目立った。
 
 昨シーズン途中、打撃フォームを修正し、グリップの位置を肩口まで下げるようにした。そのかいあって2軍で打率3割、10本塁打と結果を残し、9・10月の月間MVPに輝いた。秋季教育リーグ・みやざきフェニックスリーグでも4割8分8厘、11打点をマーク。「バットがスムーズに出るようになり、しっくりしてきた」と手応えを感じている。
 
 1軍でのキャンプは3年ぶりで、16日からは沖縄に移る。リーグ3連覇を狙う広島だが、正三塁手は不在。定位置獲得のチャンスは大いにあり、「負けないよう思い切りやる」。強い覚悟でサバイバルレースを勝ち抜く。(日南)