工藤監督(奥)の前で熱の込もった投球を見せるソフトバンクの森=宮崎

 ソフトバンク5年目の森唯斗(徳島・海部高―三菱自動車倉敷オーシャンズ)が宮崎キャンプのブルペンで順調な仕上がりを披露した。工藤監督の前で力強い直球にカットボール、カーブを交えて48球。右腕は「どの球も走っていた。状態はかなりいい」と充実感が漂う。
 
 13日のシート打撃でカーブを投げた際、監督から「上体が浮き上がっている」と指摘された。フォームを意識して臨んだこの日は「だんだん良くなっている」と指揮官をうなずかせた。
 
 バント処理などの投内連係でも、軽快な姿を見せた。体がよく動いているのは、1月にグアムで約20日間行った自主トレーニングのたまものだと言う。「向こうではブルペンに9回入った。きつかったが、自分のためになっている」
 
 強気の投球を持ち味に中継ぎを任され、昨季は自己最多の64試合に投げた。1年目から4季連続で50試合以上登板の球団記録に並んだが、「まだまだ投げ足りない。連投が好きだから」。26歳の鉄腕はさらなる信頼を勝ち取り、「勝利の方程式」に名を連ねる。