開幕戦を前に健闘を誓い合う(左から)徳島ヴォルティスのロドリゲス監督、DF大屋、岡山のMF大竹、長澤監督=東京都港区のグランドハイアット東京

 Jリーグ開幕を前にJ1~J3の全54クラブの監督や選手が集うイベント「キックオフカンファレンス」が15日、東京都内で開かれた。J2徳島ヴォルティスのロドリゲス監督とDF大屋は、25日の開幕戦で対戦する岡山の長澤監督、MF大竹と握手を交わし、健闘を誓い合った。
 
 2年目のロドリゲス監督は「引いて守るチームを崩すため、昨年以上に攻めのバリエーションを増やせるよう取り組んでいる」と強調。カウンターを受けた際の対応やセットプレーでの守備などが向上し、開幕に向けて不安材料は少なくなっており、「今季こそJ1昇格を果たす」と改めて目標を口にした。
 
 今季、大宮から完全移籍した31歳の大屋は「(チームに)アクセントを加える存在でありたい。長いシーズンでは悪い時もあるだろうが、自分たち中堅、ベテランが中心となってまとまりを生み出したい」と、精神的にもチームを支える覚悟を示した。
 
 昨季は1分け1敗と勝てなかった岡山についてロドリゲス監督は「J2での勝ち方を熟知している難しい相手だが、初戦をものにしてチームに落ち着きをもたらしたい」と白星発進への意欲をにじませた。大屋は「自分たちのサッカーをすれば結果は必ずついてくる」と力強く語った。
 
 一方、岡山の長澤監督は徳島について「渡、馬渡といった得点力のある選手が抜けはしたが、昨季からの積み上げで高い完成度で仕上がっている印象。でも開幕白星は欲しい。小細工なしで戦う」と言い切った。
 
 創造性あふれるプレーで攻撃をけん引する大竹は「徳島は個の技術が高く、面白いサッカーをする」としながらも、「攻守の切り替えの速さという岡山の持ち味を発揮できればいい試合になる」と負けん気の強さをのぞかせた。
 
 徳島対岡山の開幕戦は25日午後2時から鳴門ポカリスエットスタジアムで行われる。