シート打撃で首脳陣にアピールする巨人の増田=宮崎

 3年目の増田大輝(徳島・小松島高―近大中退―徳島インディゴソックス)が、3軍キャンプでアピールを続けている。強い雨の中でもきびきびとした動きを見せ、「100パーセントの力が出せるぐらいに仕上がっている」と自信をみなぎらせる。

 遊撃のシートノックでは、難しいバウンドや三遊間への鋭い当たりにも難なく対応した。投内連係では、大きな声を出して新人選手らに送球の塁を指示するなど、リーダーシップを発揮していた。

 シート打撃は3打数1安打。最終打席に左中間をライナーで破る二塁打を放ち、悪送球の間に本塁を陥れた。「次の塁を盗む貪欲さが持ち味の一つ。あとは打撃の確実性を上げたい」と日焼けした顔を引き締める。

 年末から1月中旬まで約1カ月半、帰省した。徳島時代のチームメートや高校の後輩らとトレーニングし「公私とも充実したオフを過ごせた」と言う。

 昨季は2軍で3割8厘と結果を残し、支配下登録を勝ち取った。「育成から上げてもらった期待に応えたい」。遅咲きの苦労人は1軍での活躍を誓った。