パン教室un(上板町)主宰・樋口明日香さんが教えるサンドイッチ

 今月は、上板町でパン教室un(アン)を主宰する樋口明日香さんに、食感の違う2種類のパンを使ったサンドイッチを教わった。

好きな具材を頬張って

「ご飯に添えるおかずのように、好きな具材を『パンの友』として添えて、頬張ってみてほしい」と樋口さん。イタリアの平たいパン・フォカッチャに旬のジャガイモを、そして丸形のフランスパン・ブールにはこくのある黒豆ペーストをそれぞれ合わせる。

オリーブオイルを混ぜ込んだフォカッチャは、しっとりとした生地が特長。油分を加えないブールは素朴な味わい。和洋を問わずさまざまな食材と合い、油を含んだ料理とも相性がいい。どちらも、かみしめるたびに小麦のほのかな甘みが口に広がる。

ゆでたジャガイモは適度につぶし、甘みが感じられる程度に味付けしておく。食べると、柔らかいパンの間から、滑らかな口当たりのジャガイモがあふれてくる。水にさらしてぱりっとさせたレタス、甘酸っぱいトマトが調和して食が進む。

ブールは和の食材で楽しむ。黒豆ペーストのほか、練りゴマやピーナツペースト、ネギみそなども好相性。少量のごま油をたらして風味を加えてもいい。歯応えのあるニンジンやピクルスで豊かな食感に仕上がっている。

 フォカッチャのポテトサンド 

 <材料>(1人分)
フォカッチャ1個、レタス2枚、ゆでたジャガイモ30グラム、バジルペースト大さじ1(または豆乳マヨネーズ大さじ1)塩コショウ適量、ドライトマトのオイル漬け6個(またはプチトマト3個)。


<作り方>
<1>パンを縦半分に切り、それぞれ横半分に切れ目を入れる。
<2>ジャガイモにバジルペーストまたはマヨネーズを加え、塩コショウで味を調える。
<3>パンにレタス、[2]を優しく挟み、ドライトマト(半分に切ったプチトマト)を飾る。

 ブールの黒豆オープンサンド

 <材料>(1人分)
ブール(1センチ幅にスライス)2枚、黒豆ペースト大さじ2、ピクルス(薄切り)4枚、大葉4枚、ニンジン10グラム、塩・菜種油・レモン汁・蜂蜜少々。

<作り方>
<1>ニンジンを細切りにし、塩を振って水気を切る。菜種油・レモン汁・蜂蜜で軽く下味を付ける。
<2>パンに大葉を2枚ずつ置く。
<3>[2]の上に黒豆ペーストとニンジンをのせ、ピクルスを添える。

調理のポイント

素朴な味のパンは、和風の黒豆ペーストが合う。乾燥黒豆150グラムを使って手作り。浸水させてゆでた黒豆が熱いうちに、長ネギ100グラム、ニンニク1/2片、菜種油大さじ2、オリーブオイル・ゴマペースト・レモン汁・しょうゆ各大さじ1、海塩小さじ1を加えてフードプロセッサーでかき混ぜる。柔らかさはゆで汁で調節。仕上げに、オリーブオイル・黒コショウ適量をかける。