5月にメジャーデビューしたシンガー・ソングライターの阪本奨悟さんが、板野町・あすたむらんど徳島で開かれたイルミネーションLIVEのために来県した。徳島初ライブを終えた阪本さんにインタビューした。

さかもと・しょうご  兵庫県西宮市出身、シンガー・ソングライター。ミュージカル「テニスの王子様」で主演(越前リョーマ役)するなど俳優として活躍後、音楽活動に専念。2017年5月31日に福山雅治プロデュースのシングル「鼻声/しょっぱい涙」でメジャーデビューした。

-あすたむらんど徳島で、徳島初ライブ。どうだった?

「ツリーの前の素敵な空間で歌えて幸せでした。徳島で初めてのライブでしたが皆さん温かく迎えてくれて、寒い中でも最後まで聴いてもらえてうれしかったです」

-ライブではデビューシングルから「鼻声」、2枚目のシングルから「恋と嘘~ぎゅっと君の手を~」など、ギターの弾き語りで5曲披露。ライブへのこだわりは?

「ライブでは、自分でアコースティックギターを弾いて、自分の声で歌う。100%阪本奨悟の音を大事に、演奏しています」

ギター弾き語りで聴衆を魅了したイルミネーションLIVE=あすたむらんど徳島

-ミュージカル「テニスの王子様」で主演するなど俳優として活躍するも、音楽活動に専念。5月にシンガー・ソングライターとして念願のメジャーデビューを果たした。夢をかなえた半年を振り返って

「シングルを2枚リリースし、いろいろな場所でライブをした、充実して濃厚な日々でした。デビュー曲「しょっぱい涙」がアニメのテーマ曲となるなど、初めての経験がたくさんあって、夢がかなってきていると実感しています」

-デビューシングル「鼻声/しょっぱい涙」は両曲とも福山雅治さんがプロデュース。2枚目のシングルでは福山さんの大ヒット曲「HELLO」をカバーした。福山さんはどんな存在?

「音楽活動とともに役者としても活動していきたいので、福山さんは目標であり、憧れる存在です。僕は詞を書く時、本当のことを書くのが怖くてさらけ出せていない部分があったんですが、福山さんとの制作を通して、歌詞を書くことへの気持ちが変わった。福山さんの『自分が感じてきたことをリアルに書くことで、聴く人もリアルに感じられる』というアドバイスは財産です」

-2枚目のシングルに収録されている「恋と嘘~ぎゅっと君の手を~」はどんな曲?

「映画『恋と嘘』の挿入歌として書き下ろしたラブソングで、試行錯誤して作りました。映画は高校生のラブストーリー。作品に寄り添うように、自分の学生時代の恋愛を思い出して作りました。あのころの自分は、好きな人がいてもなかなか近づけない、2人きりの空間でもうまくしゃべれない、どうやってアプローチしたらいいか分からない。そんな悩みやもどかしさを切ない曲調に乗せて、当時の自分をよみがえらせて歌っています」

-曲作りで大切にしていることは?

「聴いてくれる人が受け取りやすい、共感できる詞を目指しています。福山さんとの制作を通して、その思いが一層強くなりました。ライブで聴いてくれた人から『詞が好き』と言ってもらえるようになり、僕の変化を敏感にキャッチしてくれているんだなと実感しています」

-今後の目標は

「メジャーデビューという夢をかなえたばかりで、理想と現実はまだまだ離れています。今だからこそ感じられる思い、今しか書けない思いをしっかり表現していきたい。今回徳島の皆さんの温かさに触れ、もっと徳島でライブがしたいと思いました。自分を磨いて、徳島でもワンマンライブができるように頑張るので、楽しみに待っていてください」