徳島など瀬戸内海沿岸7県を拠点とするアイドルグループ「STU48」の四国出身メンバー7人が、徳島市の阿波踊り最終日の8月15日、イオンモール徳島(同市)の従業員らでつくる「イオン連」で初めて演舞場に踊り込み、客席に笑顔を振りまいた。
 
  阿波踊りに参加したのは、徳島出身の三島遥香さん(19)と谷口茉妃菜(まひな)さん(17)のほか、愛媛出身の兵頭葵さん(16)と尾﨑舞美(まみ)さん(16)、門田桃奈さん(18)、黒岩唯さん(15)、高知出身の塩井日奈子さん(17)。
 
 本番前にイオンモール徳島であった練習で、白、赤、青を基調とした法被や紫と白のねじりはちまきを身に付け、きりりとした男踊りの踊り子姿に。蜂須賀連の女性連員の手ほどきを受け、手足の動かし方や掛け声を入念に確認した。
 

 

 
 地元での晴れ舞台を前に、三島さんは「STU48として阿波踊りに参加できてとてもうれしい。徳島の人と一緒に盛り上がりたい」と気合十分。阿波踊り初体験の兵頭さんは「徳島県人になったつもりで楽しむ」と笑顔で抱負を語った。
 
 イオン連と蜂須賀連の総勢160人は、同店でひと踊りしてから最初の藍場浜演舞場へ。踊り込む直前に雨が降りだしたものの、メンバーは持ち前のリズム感とダンス技術を発揮し、しなやかな手足の動きと笑顔で観客にアピールした。
 
 
 桟敷席にはメンバーの名前を書いた自作のうちわやカメラを持った熱心なファンが県内外から詰め掛け、懸命に踊る7人の姿に「ぱると(三島さんの愛称)」「茉妃菜、頑張れ」などと盛んに声援や拍手を送った。
 
 メンバーは両国橋南詰め近くの路上で、阿波踊りの醍醐味の一つである輪踊りも満喫。休憩中には連員の小学生と談笑するなどして交流を深めた。この日最後の紺屋町演舞場では、短い徳島の夏を惜しむように力の込もった踊りを披露した。
 
 踊り終えた門田さんは「初めての阿波踊りですごく緊張したけど、とても楽しめて良かった」と充実した表情。谷口さんは「これからもSTU48として徳島を盛り上げて行けるように頑張りたい」と今後の活躍を誓った。