再びの野球・ソフトボールと新顔の空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィン。2020年東京五輪の追加種目として大会組織委員会は5競技、合計18種目を国際オリンピック委員会(IOC)に提案することを決めた
 
 少々欲張った印象がある。競技数を増やしつつ、追加分の選手数を上限の500人以下に抑えるため、野球・ソフトボールは参加チームを各6に、空手は1種目の選手数を10人に絞った。質の低下が心配されるほどだ
 
 ともあれ、正式決定は来夏のIOC総会となる。組織委によると「提案が通る可能性は非常に高い」という。スケートボードとサーフィンは、IOCの強い意向で入ったそうだから期待が持てる
 
 期待が持てると書いた。というのも野球などと並び、サーフィンは本県と縁の深いスポーツだからだ。県南に足を運んだ際、楽しむ人の多さや数ある関連ショップに驚いた人も少なくなかろう
 
 知っている人は多いか少ないか。県南の海には世界がある。海部川の河口に生まれるチューブと呼ばれる大きな巻き波はことに名高い。世界のサーファーが認める「カイフ」なのである
 
 五輪となれば他競技ともども若い選手の励みとなろう。この機会に四国の聖地をアピールすることも忘れずにおきたい。徳島の海と文化。発信材料はふんだんにある。