カキがついたロープを引き揚げる原さん=鳴門市鳴門町のウチノ海

 鳴門市鳴門町のウチノ海で養殖されているカキの水揚げが最盛期を迎え、生産者は連日作業に追われている。

 はらまる水産(同市鳴門町)では、午前8時ごろから船で沖合約500メートルにある15基の養殖いかだに向かい、作業を開始。12~15センチのカキが付いた養殖ロープを引き揚げている。カキは港で海藻やフジツボを取るため水で洗浄。殻付きのまま箱詰めし、25個入り3500円で販売される。作業は4月まで続く。

 同社代表の原昭広さん(60)は「今年は海水温が高く、水揚げの開始が10日ほど遅れたものの、品質は例年通り」と話している。

 鳴門町漁協によると、ウチノ海では5戸がカキを養殖しており、今季は例年並みの10トンの水揚げを見込んでいる。