「希望の灯り」を分灯する津田中学校の生徒=神戸市

 阪神大震災から17日で22年になるのを前に、徳島市の津田中学校の生徒らが8日、神戸市の東遊園地にあるガス灯「1・17希望の灯(あか)り」を分灯し、徳島に持ち帰った。16日に徳島市で開かれる追悼式典で活用する。

 津田中の防災学習クラブに所属する1~3年生12人や卒業生ら計約30人が参加した。NPO法人・阪神淡路大震災「1・17希望の灯り」の藤本真一代表理事(32)が「希望の灯りは今を生きる人のためのもの。地震は今も各地で起こっており、震災を忘れない気持ちを持ち続けてほしい」と呼び掛け、生徒はガス灯の炎をろうそくでランタンに移した。

 希望の灯りは犠牲者の追悼や復興を願ってともされ続けており、津田中生が分灯するのは10回目。3年の川下楓さん(15)は「先輩から受け継いできた取り組みをこれからも続け、みんなで防災への気持ちを高めていきたい」と話した。

 追悼式典は16日午後5時10分から徳島市の新町橋東公園で行われる。