ギャンブル依存症からの回復方法について考えたGA徳島の発足7周年記念ミーティング=上板町の藍里病院

 ギャンブル依存症患者の自助グループ「ギャンブラーズ・アノニマス(GA)徳島」の発足7周年記念ミーティングが8日、上板町の藍里病院であり、県内外の患者と家族ら約80人が回復方法などを模索した。

 同病院副院長の吉田精次さんが講演し、「ギャンブルでお金を稼いだり、つぎ込んだりを繰り返すたびに、脳が賭け事への欲求に支配されていく。人によってはコカインなどの薬物よりも刺激が強い」と依存症の恐ろしさを指摘した。

 ギャンブルをやめられないのは本人の意志が弱いからと思われがちだが「依存症は脳の病気で、治療すれば回復する」と強調。その有効な手だてとして、患者同士が経験を語り合うGAのミーティングを挙げた。

 悩みや苦しさを正直に語り、他人の話に耳を傾け続けることで「自らが病気だと認め、回復に向かって地道に進んでいってほしい」と訴えた。

 この後、患者や家族が経験談を発表。GA徳島に約1カ月前から参加している徳島市の40代男性は、学生時代に始めた競馬などのギャンブルにのめり込み、「うそと借金を積み重ね、両親に数百万円の借金を肩代わりしてもらった。GAの仲間と共に回復を目指したい」と話した。