滝全体が凍り付いた神通滝=神山町上分

 徳島県内は15日、冬型の気圧配置が強まり、厳しい冷え込みとなった。山間部を中心に積雪があり、一部の交通機関のダイヤが乱れた。冷え込みは16日も続く見通しで、徳島地方気象台が警戒するよう呼び掛けている。

 気象台によると、15日の最低気温は三好市東祖谷京上で氷点下4・6度(平年氷点下2・3度)、那賀町木頭出原で氷点下4・2度(氷点下2・1度)、徳島市で氷点下0・7度(2・8度)など、全8観測地点で氷点下を記録した。

 雪は山間部を中心に断続的に降り、5世帯12人が住む那賀町岩倉では15センチほどの積雪となった。三好市東祖谷でも積雪は10センチを超え、国の重要伝統的建造物群保存地区の落合集落では古民家や畑が雪化粧した。

 阿南署によると、阿南市新野町の県道で同日朝、路面凍結によるスリップ事故が2件あった。徳島バスの名古屋線は、中部地方の積雪の影響で上下全4便が運休した。

 神山町上分の神通滝では、滝全体が凍り付く「氷瀑」が見られた。落差30メートルの本流周辺の岩肌にはつららが無数に垂れ下がっている。

 16日も冬型の気圧配置は続き、北部を中心に正午ごろまで積雪の可能性がある。