ろうそくをともし祈りをささげる生徒=徳島市の新町橋東公園

 阪神大震災から17日で22年になるのを前に、徳島市の新町橋東公園で16日夕、犠牲者追悼式典(津田中学校など主催)が開かれた。同校生徒やボランティアら約80人が神戸市から分灯された「希望の灯(あか)り」をろうそくにともし、防災への誓いを新たにした。

 同校2年の河野ひかるさん(14)が「今まで起きた大きな災害で亡くなった人や家族を失った人の思いを胸に防災、減災に取り組んでいく」とメッセージを朗読。地震発生時刻の12時間前の午後5時46分に参加者全員で黙とうし、犠牲者の冥福を祈った。同校生による防災学習の発表もあった。

 参加した徳島中2年の米川愛実(ひでみ)さん(14)は「災害による被害を少しでも減らせるよう防災活動に協力したい」、四国大4年で学生ボランティア活動支援室長の西原貴将さん(24)は「震災の記憶を風化させることなく、教訓を受け継いでいくことが大切だと感じた」と話した。