石井中生に食事や体調管理の大切さを説明する南部さん(右端)=吉野川市山川町のさくらcafe

 栄養士の南部真也さん(27)=徳島市北島田町2=と坂東賢一さん(30)=同市南末広町=が、子どもスポーツの選手たちを食事面でサポートする活動に取り組んでいる。栄養バランスの良いメニューや、疲労回復に役立つ食事法を指導し、体力向上につなげたい考え。9日には、吉野川市山川町のレストラン「さくらcafe」で、石井中学校バスケットボール部員を対象に試食会を兼ねた教室を開いた。

 1、2年の男子生徒9人が参加し、南部さんが胃腸と消化の関係などについて説明。南部さんは、胃腸の働きを活発にする豆類や野菜を積極的に食べることを勧め、「胃腸を動かして鍛えれば、病気の予防やストレスに強い体づくりができる」と助言した。「ご飯を6割、おかずを4割」に保つことで、栄養バランスが良くなることも紹介した。

 豆腐入りのメンチカツ、野菜たっぷりのみそ汁、キャベツと豚肉の炒めものなど、健康メニューの試食もあった。2年の中野輝希主将(14)は「栄養バランスを意識して食べることが大事だと再認識できた」と話した。

 南部さんは県内の若手栄養士でつくる「TIME徳島栄養士団体」代表も務め、子ども食堂を開くなどの活動にも取り組んでいる。

 2人は今後、他の中学校の部活動やスポーツ少年団にも、栄養指導の支援を広げたい考え。南部さんは「徳島の競技力向上へ、食事面から手助けできれば」と話している。