彩農家の西蔭さん(左端)から葉っぱビジネスのやりがいを聞く研修生=上勝町傍示

 国際協力機構(JICA)の青年研修で県内に滞在中の中央アジア・コーカサス地方3国の行政関係者が16、17両日、上勝町の葉っぱビジネスやごみゼロ推進活動を視察した。

 上勝を訪れたのは、ウズベキスタン、ジョージア(グルジア)、トルクメニスタンの20~40代の農林水産関係の行政官ら10人。梅、モミジなどの葉や枝を日本料理のつまものとして出荷している彩(いろどり)農家の西蔭幸代さん(79)=同町傍示=宅では、タブレット端末を使った注文システムなどの説明を受けた。

 西蔭さんは「亡くなった夫が植えてくれた木々を手入れし、真心を込めた商品を出荷している」と、葉っぱビジネスに対する思いを語った。

 トルクメニスタンのイルマノフ・アタジャンさん(23)は「高齢でも新しいことに楽しみながら取り組み、豊かな人生を送っている」と感心していた。JA東とくしま上勝支所や、日比ケ谷ごみステーションも訪れた。

 一行は11日に来県。20日には天然木の極薄板シート製造・販売のビッグウィル(東みよし町)を視察する。24日に徳島市の県国際交流協会で視察成果発表会を行い、26日に日本を離れる。