地元産食材を使った料理を味わう参加者=阿波市土成町吉田

 阿波市土成町吉田の故三木武夫元首相の生家別邸で21日、「移住者交流会」(市観光協会主催)が開かれ、移住者や移住希望者、住民ら約80人がさまざまな行事を楽しんだ。

 埼玉県から移住し、2013年まで阿波市市場町に暮らした料理講師片寄(かたよせ)靖子さん(38)=徳島市=が、ダイコン、イチゴなどの地元産食材を使った料理を振る舞った。同じく埼玉からの移住者で、カレーの出張販売を手掛ける有吉裕之さん(55)=阿波市吉野町西条=は参加者と一緒にチキンカレーを作り、全員で舌鼓を打った。

 けん玉の世界大会に出場経験のある農業唐渡義伯(よしのり)さん(44)=同市市場町切幡=による指導教室や餅つきもあり、参加者は思い思いに交流を深めていた。

 3年前に東京から移住した自営業石井竜生(りゅうき)さん(40)=同市市場町犬墓=は「地元の人たちと仲を深める機会になり、楽しかった。阿波市の魅力を再認識した」と話した。

 三木元首相の生家別邸は市観光協会が借り受け、移住希望者の短期滞在用宿舎に活用している。