防災活動について講演する宮川大助さん(左から3人目)ら=美波町西の地の由岐公民館

 東日本大震災の被災地を訪問したり、各地に出向いて防災の啓発を行ったりしている夫婦漫才コンビの宮川大助・花子さんらによる「お笑い防災シンポジウム」(美波町自主防災会連合会主催)が24日、同町西の地の由岐公民館であり、住民ら220人が耳を傾けた。

 シンポジウムでは、宮川さん夫婦や共に活動する芸人ら6人が登壇。災害時は「自分は大丈夫だ」という意識が働くとした上で、東日本大震災では亡くなった人の約4割が避難していなかったと指摘した。その上で「常日頃からの防災意識が大切。避難場所をウオーキングのコースに取り入れるなど、自分の命は自分で守るようにしてほしい」と訴えた。

 避難する際は基礎体力が必要だとし、両腕を真上に挙げたり、足の指を動かしたりする簡単な運動方法も紹介した。

 宮川さんらは、東日本大震災を受け、被災地への支援を行うとともに、南海トラフ巨大地震の発生に備え、西日本を中心に各地で防災対策の重要性を訴えている。