[上]ロゴマーク「藍とくしま」 [下]デザイン「組藍海波紋」

 阿波藍のPRを進めている徳島県は24日、国内外への情報発信に活用するロゴマークとデザインを発表した。2020年の東京五輪・パラリンピックの大会公式エンブレムをデザインしたアーティスト野老(ところ)朝雄氏(47)が制作。県のPR事業で使うほか、藍関連業者にも利用を促し、広く阿波藍の魅力をアピールする。

 ロゴマークは、五輪エンブレム採用を機にジャパンブルーとして注目を集める藍色を下地にして漢字の「藍」を白で表現している。

 また伝統文様の青海波(せいがいは)がモチーフのデザイン「組藍海波紋(くみあいがいはもん)」は、鳴門の渦潮や祖谷の雲などのイメージを取り入れて制作。縦や横に組み合わせ、さまざまなバリエーションを生むことができる。

 24日、県庁であった記者会見には飯泉嘉門知事と野老氏が出席。知事は「国内外に向けて阿波藍PRの大きな旗印になる」、野老氏は「徳島の藍の象徴として100年先の人たちにも伝われば」と話した。

 制作には藍・食藍推進プロジェクト事業費700万円の一部を充てた。具体的な制作費は非公表。県は近く藍関連業者がロゴとデザインを商品に活用できるよう利用手順を定め、広く利用を呼び掛ける。