鳴門わかめを船に引き揚げる生産者=鳴門市北灘町の北灘沖

 鳴門市で鳴門わかめの収穫が最盛期を迎え、生産者が作業に追われている。

 同市北灘町の粟田漁港では、午前6時半ごろから北灘漁協の菊川丈夫さん(70)らが漁船で沖合約2キロにある養殖棚に向かい、作業を開始。長さ50メートルの養殖ロープを電動モーターで巻き上げ、1メートルほどに育ったワカメを船上に引き揚げた。

 船いっぱいに積んで港に戻ると、家族らがワカメの葉と茎を手作業で切り分けた。

 作業は3月中旬ごろまで続く。粟田漁港を含む北灘漁協管内では27戸がワカメを養殖しており、今季は例年並みの1200~1500トンの収穫を見込んでいる。