観光客に箸蔵寺を案内する観光ボランティアガイド(左端)=三好市池田町(市観光協会提供)

 三好市観光協会は、観光ボランティアガイドの養成に乗り出す。地域の歴史などに通じた担い手を育成し、将来の人材不足に備えるのが目的。手始めに、2月に市内3カ所で研修会を開く予定で、参加者を募っている。

 研修の日程と視察場所は▽2月9日=池田町箸蔵地区(箸蔵山、箸蔵寺)▽23日=西祖谷山村(祖谷のかずら橋、祖谷渓、古宮神社)▽28日=池田町中心部(うだつの町並み、阿波池田たばこ資料館)。募集は各回とも20人程度。地域の郷土史研究家らを講師に招き、座学や実地研修を行う。

 三好市にはボランティアガイドとして活動する住民団体などが12あり、約50人が務めている。観光客、視察団体向けのガイド派遣の窓口になっている市観光協会によると、年間の依頼者数はここ数年、ほぼ横ばいで推移。2015年度は642人、16年度は405人(12月末時点)となっている。

 ただ、市観光協会が各団体に行ったアンケートで「今は何とか回しているが、若い人材が欲しい」「観光客の満足度を上げるため、地域の歴史や文化をもっと勉強したい」といった意見があり、研修会を実施することにした。

 近年増えている外国人観光客に対応できるよう、今後は外国語を話せるガイドの育成も検討する。

 市観光協会は「地域をよく知るガイドの必要性が高まっている。地元の歴史や文化に興味があれば気軽に参加してほしい」と呼び掛けている。

 参加費500円(弁当付き)。問い合わせは市観光協会<電0883(76)0877>。