中山監督(右)と握手を交わす西選手=徳島市の徳島商業高

 7月にトルコで開かれる聴覚障害者のスポーツ大会「デフリンピック」のサッカー男子日本代表候補に、徳島商業高校3年の西大輔選手(18)が選ばれた。3月に茨城県である選考合宿に参加する予定で「自分の持ち味を発揮し、代表に残れるように頑張りたい」と意気込んでいる。

 西選手は日本フットボールリーグ(JFL)のヴェルスパ大分に入ることが決まっている。代表チームの中山剛監督(41)が、入団決定を報じる徳島新聞の記事を見て西選手の存在を知った。実際のプレーを見たことはなかったが、他の代表候補にはJFLでプレーする選手はおらず「レベルの高いプレーが期待できる」と選出した。

 31日には、中山監督が徳島市の徳島商業高を訪問。約2時間にわたり西選手とプレースタイルなどについて話し合った後、練習を視察した。「運動量が多く、狙いを持って動いている。中盤でボールをキープし、一対一の場面で相手に勝つプレーをしてほしい」と語った。

 中山監督によると、代表候補は30人以上おり、選考合宿で最大23人に絞られる。

 デフリンピックは4年に1度開かれ、夏季大会と冬季大会がある。今年の夏季大会は陸上や柔道、水泳など20競技が行われ、男子サッカーには16カ国が出場する。