熱心にチョコレートを品定めする女性客=徳島市のそごう徳島店

 14日のバレンタインデーを前に、徳島県内のデパートや量販店のチョコレート売り場がにぎわっている。今年のバレンタインは3年ぶりの平日で、「義理チョコ」の需要が回復すると見込まれている。近年は自分へのご褒美として高級品を買う人も増えており、店側は売り上げ増につなげようと、さまざまな価格帯のチョコを用意している。

 そごう徳島店(徳島市)は6階に特設売り場を設け、国内外70ブランドの700種類をそろえる。担当者によると、「ゴディバ」など海外の高級チョコが、本命への贈り物や自分をねぎらう「プチぜいたく品」として人気を集めている。

 学生時代の先輩に贈るつもりだという同市論田町本浦下、看護師中村あかりさん(23)は「いろんな種類を食べ比べて決めたい。自分用にも欲しくなりますね」と笑顔で話す。

 36ブランドの450種類を販売するゆめタウン徳島(藍住町)の特設コーナーでは、500円前後の商品の売れ行きが好調だ。友國義道食品店長(46)は「義理チョコ用としてまとめ買いする人が多いようだ」と話す。漫画の人気キャラクターをパッケージにあしらったチョコなども好評という。

 手作り志向の女性向けには、チョコレートケーキの材料がひとまとめになったキットや、菓子にトッピングするナッツ類なども用意している。

 徳島市寺島本町東1のラッピング用品専門店ゼストには、手作りしたチョコなどを持ち込み、ラッピングを希望する女性の姿が見られる。自分でラッピングを楽しみたい客には、花や動物などの柄が描かれた包装紙やレース、マスキングテープなどを薦めている。