佐那河内村教委の福岡俊和教育長は4日、佐那河内小・中学校への小中一貫教育導入時期を2018年度以降とする考えを示した。同校であった保護者説明会で明らかにした。1月17日の説明会では17年4月からの導入を目指すとしていたが、議論が不十分と判断した。

 保護者20人が出席した。福岡教育長は「前回の説明会で4月1日からスタートしたいと発言したが、訂正させていただきたい」と表明。「保護者や住民の意見を取り入れ、よりよい一貫教育を進めるため、準備にもっと時間をかける必要があると考えた」と述べた。

 保護者が新たな導入時期について問うと「18年4月以降になると思う」と答え、具体的な時期は村教委や学校の準備状況などを踏まえ、村教委が決定するとした。

 17年度は教育課程の編成や、小中学校が取り組んでいる県教委の一貫教育モデル事業などをさらに進めるとした。保護者や住民の意見を取り入れるため、ワークショップを開く意向も示した。

 一貫教育の内容についても説明。9年間を通した教育課程ではあるが、小中2校の枠組みは残る「併設型」にするとした。保護者から反対の声はなかったが、一部から早期導入を求める意見が出た。

 村教委は7日も同校で保護者説明会を開く。