5日午後1時25分ごろ、徳島市南常三島町1の助任川で50代男性が溺れそうになっているのを通行人の大学生ら3人が見つけ119番した。3人は持っていた45リットルのごみ袋を膨らませて川に投入。男性は袋を浮輪代わりにして市東消防署員の到着を待ち、約20分後に救助された。

 3人は徳島大3年阿比子勇気さん(21)、会社員宍戸勇希さん(25)=徳島市鮎喰町1、鳴門教育大大学院3年森本大智さん(25)。

 徳島大常三島キャンパス南側の助任川沿いの歩道で、川の水面に顔を出した状態で浮き沈みを繰り返している男性を見つけた。ごみ袋は、書類がぬれるのを防ぐために宍戸さんが所持しており、袋を左右に振って空気を入れて先端を結んだ後、川に投げ入れた。

 男性は袋に顎を乗せて難を逃れた。市内の病院に運ばれたが、けがはなかった。東消防署などによると、男性が川に入った経緯は不明。徳島東署は事件性はないとみている。

 救助に貢献した3人は「助かってよかった」と口をそろえた。