リオ五輪での現地展示を再現したひな壇で、飾り付けする井戸端塾会員=人形文化交流館

 勝浦町に春を告げる恒例イベント「第29回ビッグひな祭り」と、連動企画の「坂本おひな街道」「おひな様の奥座敷」が19日に開幕する。メイン会場の同町生名の人形文化交流館では17日、主催するNPO法人阿波勝浦井戸端塾の会員らによって、3万体の人形の飾り付けが完了した。

 メインの高さ8メートル、25段のピラミッド型巨大ひな壇には、華やかな着物をまとったおひな様や三人官女、五人囃子(ばやし)などがずらり。井戸端塾の会員らは人形や装飾品を一体ずつ並べ、掃除をするなど最終調整を行った。

 今年のテーマは「VS五輪」。昨年夏のリオ五輪での現地展示を再現した15段約千体のひな壇や、現地で撮影した写真パネルが設置される。有名な「コルコバードのキリスト像」と、東京スカイツリーに模した2体の巨大門松も見どころだ。

 4月2日までの開催期間中、週末を中心に地元コーラスグループのミニライブや勝浦座の人形浄瑠璃の上演など、さまざまなイベントが繰り広げられる。

 一方、同町坂本地区で催される「坂本おひな街道」は古い町並み1・3キロをひな人形で飾り、「おひな様の奥座敷」は国登録有形文化財・森本家住宅などで創作飾りを行う。3月19日まで。