「手づくり郷土賞」を受賞したAMEMBOの藤川代表=美馬市美馬町の吉野川河川敷

 国土交通省は2016年度「手づくり郷土賞(一般部門)」に、美馬市の総合型地域スポーツクラブAMEMBOと、活動場所の吉野川河畔ふれあい広場を管理する同市を選んだ。吉野川でのカヤック体験事業をはじめ、間伐した竹を正月明けのどんど焼きに活用するなど、子どもが自然に触れる機会を生み出してきたことが評価された。

 河畔ふれあい広場は同市美馬町の吉野川中流北岸に国などが整備した河川敷公園。AMEMBOは広場に隣接する水辺を活用し、子どもらに自然に触れてもらおうと、藤川雅仁代表(64)=同市美馬町銀杏木=がカヤック仲間50人に呼び掛けて06年に結成した。

 これまで、親子連れらのカヤック体験サポートをメインに、観光農園の運営や河川敷の竹を使ったそうめん流し、どんど焼きなど、ユニークな親水イベントを展開。地元漁協と協力し、河川清掃や水上パトロールも実施している。

 藤川代表は「これまでの活動が認められ、うれしい。受賞を励みに、今後も子どもに自然と触れる機会を増やしていきたい」と話している。

 27日に同市美馬町の「四国三郎の郷」で、認定証授与式を行う。

 手づくり郷土賞は1986年度に始まり、今回は一般部門20件(応募は39件)、大賞部門2件(同5件)を選んだ。