阿波弁でマナー順守を呼び掛ける交通情報板=徳島市川内町鈴江南の国道

 徳島県警が、県内の幹線道路に設けている交通情報板に阿波弁のメッセージを表示して交通マナー順守を呼び掛ける取り組みを始めた。マナーが悪いといわれる県民に「横断歩道あるでないで なんで止まれんの」と親しみやすい言葉で訴え、歩行者に配慮した運転を心掛けてもらう。

 徳島市川内町鈴江南の国道11号、小松島市立江町大田ノ浦の国道55号など、4市町の主要道路に設置された情報板17カ所に表示。「交通マナーアップ元年」「全席でのシートベルト着用」の言葉とともに、阿波弁で交通安全を呼び掛けている。

 県警は2017年を交通マナーアップ元年と位置付け、歩行者や自転車の横断を妨げて通行する「横断歩行者妨害」の取り締まりを強化しており、情報板でも啓発することにした。阿波弁のメッセージを増やすことも検討している。

 日本自動車連盟(JAF)が昨年実施した交通マナーに関する全国アンケートでは、居住する都道府県のマナーが「悪い」「とても悪い」と答えた人の割合は徳島で73・5%と全国2番目に悪かった。

 県警交通企画課の大舘卓指導官は「職場や家庭で話題にしてもらうなどして、交通マナーに関心を持つきっかけになれば」と話している。