ピラミッド型ひな壇の前で「浦安の舞」を奉納する子どもたち=勝浦町生名の人形文化交流館

 勝浦町の「ビッグひな祭り」が19日、同町生名の人形文化交流館で始まった。県内外から大勢の親子らが詰め掛け、春の訪れを感じながら華やかな雰囲気を楽しんでいた。4月2日まで。

 会場には全国から寄せられた約3万体の人形がずらりと並んだ。地元の子どもたちが、高さ8メートルのピラミッド型ひな壇の前で、「浦安の舞」や子どもみこしを披露し、オープニングを彩った。

 昨夏のリオデジャネイロ五輪の現地展示を再現したひな壇や、東京スカイツリーに模した門松も飾られ、2020年の東京五輪での展示実現に向けてアピールした。

 同町坂本地区でも連動企画の「坂本おひな街道」「おひな様の奥座敷」が開幕した。3月19日まで。国登録有形文化財の森本家住宅には、藍染布を基調に、江戸時代から現代までのさまざまな人形が飾られている。

 千葉市から来た石田泰子さん(69)は「人形文化交流館だけでなく、町の至る所に人形が飾られていて驚いた。いい思い出になった」とうっとりしていた。