藍染体験会の打ち合わせをするAIVOのメンバー=徳島大常三島キャンパス

 徳島大のサブカルチャー(若者・大衆文化)愛好者でつくるサークル「AIVO(アイボ)」が、アニメ風キャラクター柄の藍染体験会を開くため、インターネット上で資金を集める「クラウドファンディング」を行っている。若者に人気のアニメと、伝統文化の藍染を組み合わせて徳島を盛り上げようと企画。資金は27日まで募っている。

 体験会は、アニメ風キャラクターなど数種類の模様から好きなものを選び、阿波藍で15センチ四方のハンカチを染める。県内外から大勢が集まる今春のアニメイベント「マチ★アソビ」に合わせて行い、阿波藍をPRする。

 メンバーは徳島市佐古七番町の古庄染工場や四国大「藍の家」などで染め方を学ぶなどして準備を進めている。

 藍液の購入費や会場運営費のほか、大型容器や専用道具などが必要になるため、費用を工面するとともに取り組みを広く知ってもらおうと、一般社団法人「大学支援機構」が運営するサイト「Otsucle(おつくる)」で資金を募ることにした。リターン(お返し)には、イベント当日にTシャツやエコバッグなどの大ぶりなものを染める体験を予定している。

 目標額は50万円だが15日時点で集まっているのは約10万円。AIVO会長の工学部2年鈴本崇仁さん(22)は「徳島の藍に普段触れることのない人に藍染を体験してもらうことで、地域を盛り上げたい。その第一歩の成功に協力を」と呼び掛けている。