徳島県警は21日、吉野川、徳島両市の高齢女性2人が、医療費の還付金名目で計約170万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。

 捜査2課によると、17日午前10時15分ごろ、吉野川市の70代女性宅に福祉センター職員を名乗る男から「医療費の過払いがある。1万6千円還付されるので、現金自動預払機(ATM)で手続きしてほしい」などと電話があった。

 女性は指定されたATMの前で「050」から始まる電話番号に電話し、男の指示通りにATMを操作し、現金約50万円をだまし取られた。

 同日午後1時20分ごろには、徳島市の60代女性宅にも同市保健福祉課職員や銀行員を名乗る男から同様の電話が複数回あり、同じ手口で現金約120万円をだまし取られた。

 県内で今年起きた特殊詐欺の被害額は21日午後5時時点で9件計約1551万円に上っており、うち還付金詐欺被害は4件計約354万円となっている。