25日に100回目の読み聞かせ会を開く「外国絵本のおはなし会」の(左から)斎藤さん、青木さん、湯地さん=北島町立図書館

 北島町のボランティアグループ「外国絵本のおはなし会」が、町立図書館で開いている原語での絵本読み聞かせ会が25日、100回目の節目を迎える。22年間、子どもたちへの読み聞かせを続けてきた斎藤幸子さん=同町新喜来、主婦=と青木洋子さん(63)=同、日本語教師=らは「こんなに続くとは思っていなかった」と口をそろえ、さらなる活動継続に意欲を見せている。

 会は1994年の図書館開館時、町在住の児童文学作家・村上昭美さん(故人)の「外国絵本の読み聞かせを通じて、海外の文化に触れてもらおう」との呼び掛けで結成された。県国際交流協会会員や鳴門教育大、徳島大の留学生らのサポートで読み聞かせを実施。これまでに取り上げた絵本は米国、ペルー、マレーシアなど49カ国に及び、延べ1800人以上の子どもらが参加した。

 結成後、10年近くは年10回前後のペースで開いていたが、リーダーだった村上さんが2003年に亡くなって以降は年1回に縮小。今年から湯地由美さん(49)=同町鯛浜、四国大短期大学部非常勤講師=が加わり、100回の節目を迎えることになった。3人は「それまで知らなかった外国の風習について聞くのが、自分たちも楽しみ。村上さんの遺志を継いで、長く続けていきたい」と話している。

 25日午後2時半から図書館2階ハイビジョンシアターで開き、インドネシアの「いばりんぼうのワニ」を紹介する。インドネシア出身の鳴門教育大の留学生2人が母国語で朗読し、1ページごとに青木さんらが日本語で説明する。参加無料、申し込み不要。