22日昼前に三好市東祖谷の剣山(1955メートル)と次郎笈(1930メートル)を結ぶ登山道から滑落し、意識不明となっていた女性は23日午後、みよし広域連合消防本部などの捜索隊によってつるぎ町内の病院に搬送されたが、同日夜、死亡が確認された。一緒に登山していた8人は無事に下山した。

 三好署などによると、女性は高松市伏石町の無職岡百合子さん(66)で、他の8人は60、70代の男女。登山仲間とみられる。

 岡さんは登山道から約200メートル下に滑落していた。捜索隊は発見から4時間後の午後1時50分ごろ、岡さんを登山道まで引き上げ、さらに4時間かけて登山口の見ノ越まで運んだ。

 署は岡さんの死因や滑落時の状況などを調べている。

 一行は21日に見ノ越を出発し、剣山頂上ヒュッテに宿泊。22日朝から次郎笈に向かい、同日のうちに見ノ越に戻る予定だった。

 登山関係者によると、一行は登山のベテランで、剣山や次郎笈には何度も登った経験があるという。