くす玉を割って世界選手権の開催決定を祝う関係者=三好市役所

 水上スポーツ「ウェイクボード」の世界選手権が2018年夏、三好市池田町の吉野川・池田ダム湖で開かれることが正式に決まった24日、同市役所前では記念セレモニーが行われ、詰めかけた地元住民や関係者ら約150人が喜びを分かち合った。

 セレモニーは午後5時から開かれた。あいさつに立った黒川征一市長は、今年10月に開かれるラフティング世界選手権に触れながら「三好市が世界に冠たるウオータースポーツの町であることをPRできる機会になった」と力を込めた。

 地元の女性グループ「やましろAKB」がダンスを披露して花を添えた後、黒川市長とアジア協会の薄田克彦会長、世界協会のシャノン・スターリング会長らがくす玉を割ると、大きな拍手に包まれた。

 池田ダム湖の環境が気に入り、4月にも三好市に移住する予定の薄田会長は「世界選手権をスタートとし、市民や行政の力を借りながら、水資源を生かした町おこしをしていきたい」と意気込んだ。

 地元関係者も歓迎の声を上げた。「アジアもすごいが、世界のレベルは段違い。そんな選手が活躍する姿を地元で見られるとは」。選手権誘致に尽力した地元愛好会代表の西村裕さん(62)=同市山城町大川持、建設会社社長=は声を弾ませる。「池田ダム湖は水深があって風が少ないので、間近で素晴らしい技を見ることができるだろう」と待ちきれない様子だ。

 市観光協会の岡田和雄事務局長は「リピーターとして地域を何度も訪れてもらえるよう、魅力発信や受け入れ体制の整備に力を入れたい」と話した。