政友小休校記念誌に掲載する作文をまとめる児童ら=三好市山城町の同校

 3月末に休校する三好市山城町の政友小学校で、全児童の6年生4人が、休校記念誌の編集で中心的な役割を担っている。通常こうした記念誌では、在校生が思い出の作文を1作掲載する程度だが、学校活動を紹介するコーナーも担当した。児童たちは「学びやへの感謝の気持ちを伝えようと、心を込めて書いた」と口をそろえている。

 記念誌は、沿革などを記した「学校のあゆみ」、名簿や集合写真をまとめた「卒業生」、「近年の教育」「思い出の記」の4章で構成。児童は「思い出の記」で1人1作寄稿したほか、「近年の教育」も狙った。4人で5作仕上げ、それぞれ800字程度でまとめた。

 近年の教育は、ここ2年間での思い出深い学校行事に触れ、情報通信技術(ICT)を活用した近隣校との合同授業や修学旅行、運動会、体操発表会、陸上運動記録会について記した。運動が得意な横田万季さん(12)は「4人しかいなくても、体操の練習をみんなで頑張ったことを多くの人に知ってほしい」と話した。

 思い出の記では、母校や地域へのメッセージなどを盛り込んだ。山岡千草さん(12)は「学校がなくなるのは寂しいけれど、楽しい思い出を大切にこれからも頑張りたい」とつづった。児童4人をはじめ、教員、卒業生、元教員ら計23人の文章が掲載されている。

 記念誌は、A4判136ページ。410部を発行し、3月19日の休校式の参加者や注文者に配る。

 政友小は1886年に柴川簡易小学校として創立され、2015年度末までに2529人の卒業生を送り出した。