徳島市民病院は5月1日から、分娩(ぶんべん)介助料と新生児介補料を引き上げる。産科がある近隣の公的病院の水準に合わせて値上げし、年1400万円程度の増収を見込む。27日の市議会文教厚生委員会で市が報告した。

 分娩介助料の引き上げは診療時間内の分娩が対象で16万円から17万円にする。診療時間外の分娩介助料(18万円)は据え置く。新生児のミルク代や肌着代などに充てる新生児介補料は日額3500円から6000円に上げる。

 市病院局によると、分娩介助料は6年ぶり、新生児介補料は23年ぶりの値上げ。

 県立中央、徳島大学、徳島赤十字の各病院の料金は、分娩介助料が17万~22万円、新生児介補料は日額6000~8400円となっている。

 このほか市民病院は病院指定診断書の交付手数料も2160円から3240円にする。

 一方、3種類ある個室入院室のうち、ユニットバスを備えるなど最も設備が充実した特別入院室(A室)の使用料を下げる。1日の使用料を現行の1万8520円から1万2960円にする。

 2016年4~12月のA室の利用率は39・6%。76・5%のB室(シャワー室を設置、日額6480円)や94・8%のC室(浴室なし、5400円)より低いため、利用率向上を図ることにした。