最後の合唱練習に励む参加者=鳴門市文化会館

 鳴門市大麻町にあった板東俘虜収容所でのベートーベン「第九交響曲」アジア初演から2018年で100年になるのを前に、ドイツ・リューネブルク市を訪れて「里帰り公演」する認定NPO法人鳴門「第九」を歌う会が1日、鳴門市文化会館で結団式を行った。

 訪問するメンバー約40人のうち約30人が出席。亀井俊明実行委員長(元鳴門市長)が「里帰り公演も4回目となり、国際的な広がりもできてきた。100周年に向けて、この輪を大きくしていきたい」とあいさつした。

 その後、第4楽章の合唱パートを歌い、音程や強弱などを確認して最後の練習を終えた。参加する吉藤倫代子さん(72)=藍住町住吉=は「ドイツで歌うのが楽しみ。平和な世界になるよう思いを込めて歌いたい」と話した。

 訪問団は、8日にドイツに向けて出発し、11日にリューネブルク市のロイファナ大学リューネブルクで、「第九交響曲」の全楽章を披露する。