ビッグひな祭り会場で開かれた人形浄瑠璃公演=勝浦町生名の人形文化交流館

 春の恒例行事「ビッグひな祭り」(4月2日まで)が開かれている勝浦町生名の人形文化交流館で3日、人形浄瑠璃公演があり、県内外からの観光客らが伝統芸能の世界を楽しんだ。

 地元の勝浦座が「傾城阿波の鳴門」の「順礼歌の段」と「十郎兵衛内の段」を上演。娘に親だと名乗れない母の苦しい心境と、娘をあやめてしまった父の悲しみを繊細な所作で表現した。「えびす舞」の公演もあり、友釣りでアユを釣り上げる勝浦らしい演出に観客は大喜びしていた。

 大阪府守口市の無職樋上末男さん(69)は「初めて見る人形浄瑠璃は色気が感じられてとてもよかった。ひな人形の数の多さにもびっくりした」と話していた。