天然酵母のパンを買い求める住民=神山町神領のかま屋

 神山町の農業と食文化を官民で守る「フードハブ・プロジェクト」の拠点となる食堂「かま屋」が3日、同町神領で営業を始めた。

 昼食時には、焼きレタスの肉みそがけ、菜の花のおひたし、ユーリンチーなど、地元食材を使った料理を用意した。ビュッフェスタイルで提供し、訪れた客が選びながら取り寄せていた。

 パンコーナーでは、東京の有名店などで修業したパン職人の塩見聡史さん(33)=神奈川県出身=と笹川大輔さん(31)=東京都出身=が、自家製の天然酵母を使って、食パンやバゲット、コッペパンなどを製造。計約20種類を並べ、70円~300円台で販売した。神山の干し柿を入れたパンもあり、町民らが買い求めた。

 訪れた松本日出子さん(66)=小松島市横須町=は「種類が豊富で目移りした。おしゃれで、いい所ができた」と話した。かま屋は月曜定休。