任期満了に伴う東みよし町長選と町議選は4月3日の告示まで1カ月に迫った。町長選に出馬の意向を固めているのは、いずれも新人で▽元町議の松浦明人氏(48)=中庄▽元町議の松浦敬治氏(53)=西庄、製材業▽福性寺名誉住職の長谷川隆法氏(70)=加茂=の3人。3期務めて引退を表明している川原義朗町長の後継を巡り、激しい戦いが繰り広げられそうだ。

 明人氏は川原町長の路線を引き継ぐ考え。民営認定こども園の整備などによる子育て支援や、行政のコンパクト化と民間活力の活用などを訴える。町議14人のうち4人が支持。2月20日に事務所を開き、積極的にあいさつ回りをしている。

 敬治氏も川原町長の路線を継続する構え。子育て施策の推進や雇用の場確保、吉野川ハイウェイオアシスの物流・観光拠点化などを掲げる。町議4人の支持を取り付けている。あいさつ回りを重ねており、4日に事務所を開く。

 長谷川氏は2014年の前回に続く2度目の出馬で、町政刷新を主張する。あいさつ回りはせず、街頭で政策を訴える予定。町内にできる予定の木質バイオマス発電所の規模を拡大し、森林資源の活用と雇用の増大を図るなどとしている。

 一方、町議選は定数が16から14に削減されて初の選挙となる。町長選に出馬する町議2人が辞職したため、現職は14人。このうち立候補の意向を示すのは12人。残る現職2人は引退を検討している。新人1人が出馬の構えを見せている。

 地区別では、三加茂地区が現職7人と新人1人、三好地区は現職5人。他に、三加茂地区の新人1人が出るかどうか検討している。

 党派別では、公明の現職1人以外は無所属。引退を検討している現職2人のうち1人は定数割れになれば出馬する見込み。定数割れはなさそうだが、選挙戦になるかどうかは微妙な情勢だ。

 両選挙の立候補予定者説明会は12日午後1時半から、届け出書類の事前審査は27日午前9時から午後5時まで、ともに町役場三加茂庁舎で行われる。

 1日時点の有権者数は1万2434人(男5853人、女6581人)。