任期満了に伴う阿波市議選(定数20)は18日、告示される。現職14人、元職1人、新人7人の計22人が立候補を表明し、定数を2人上回る選挙戦が濃厚になっている。2005年の市発足時から議員を務めていた5人を含む現職6人が引退するため、選挙の展開が読みにくく、各陣営は支持拡大に懸命になっている。

 地区別の立候補者の内訳は、阿波町(1日時点の有権者数1万501人)が現職3人、新人5人。市場町(8824人)が現職3人、元職1人、新人2人。土成町(6722人)と吉野町(6702人)は現職各4人。

 党派別では、公明と共産が各1人で他の20人は無所属。公明は現職の引退に伴って新人が出馬する。前回の選挙では後任の人選が固まらず、候補者の擁立を断念した共産は8年ぶりに立てる。

 各立候補予定者は、地元を中心にあいさつ回りなどに力を注いでいる。多くの陣営が地縁や血縁、知人を頼りにした従来型の手法で浸透に努める一方、一部はリーフレットなどを通じて農業振興や地域経済の活性化、交通弱者対策などの政策を訴えている。

 引退する現職6人のうち公明以外の5人は後継者を立てていない。しかもベテランが多いだけに、これまで長年固められていた引退議員の票を巡る奪い合いが激しくなっている。

 立候補の届け出は、18日午前8時半~9時半は市役所3階の大会議室で、午前9時半~午後5時は2階の災害対策本部室で受け付ける。投開票は25日。

 1日時点の有権者数は3万2749人(男1万5598人、女1万7151人)。