岡市議の不適正な働き掛けがあったとする報告書案を可決した徳島市議会百条委=午前10時50分ごろ、市議会協議会室

 徳島市内の一般廃棄物処理業者への処分を巡り、岡孝治市議が市に不当な働き掛けをしたかどうかを調べる市議会の調査特別委員会(百条委、10人)は7日、岡市議による働き掛けの事実を認定する報告書案を賛成多数で可決した。6日に岡南均委員(至誠会)が提出した修正案は否決された。8日に開会する本会議で山本武生委員長が報告書の内容を説明し、閉会日の23日に採決される見込み。

 会議の冒頭、岡南委員が修正案の詳細を説明した後、各委員が報告書案、修正案について意見を述べた。岡南委員は「証人(4人)の答弁と、報告書案の内容が違っていると思い修正案を出した。(他の)委員会での岡氏の質疑が働き掛けと捉えられていることにも疑問があり、その部分を削除した」などと主張。久次米尚武委員(交志会)は「報告書案は、不適正な働き掛けの動機について丁寧に書いてある。修正案は論外」などと述べた。

 修正案、報告書案の順に挙手による採決を行った。修正案は岡南、黒田達哉(徳島活性会議)の両委員が賛成し、賛成少数で否決された。報告書案は、加戸悟、塀本信之(以上共産)、久次米、玉野勝彦(以上交志会)、藤田真由美、明石和之(以上公明)、井上武(朋友会)の7委員が賛成し、賛成多数で可決された。

 問題を巡っては、遠藤彰良市長から依頼を受けた調査団が2016年11月、不当な働き掛けがあったとする報告書を公表。市議会は同年12月に百条委を設け、岡市議や原秀樹前市長ら関係者4人を証人喚問するなど、この日までに15回の会議を開き審議してきた。