シロウオのすまし汁を味わう来場者=阿南市椿町のつばき会館

 シロウオ(別名ヒウオ)漁で知られる阿南市椿町の椿川河口周辺で10日、恒例の「椿川ヒウオ祭り」があり、家族連れら約200人でにぎわった。

 主会場のつばき会館では、テープカットと餅投げが行われた後、体長約5センチのシロウオを使ったすまし汁や雑炊が販売され、来場者が春の味覚をじっくりと味わっていた。

 家族3人で訪れた徳島市の助任小学校2年前川和希君(7)は「すまし汁の魚はふわふわしていておいしかった。体もぽかぽかになった」と満足そうに話した。

 椿川では、「四つ手網」と呼ばれる専用の網でシロウオをすくい上げる漁体験があった。

 シロウオは漁期の2月中旬~4月上旬に味わえる珍味で、祭りは地元住民が2008年から毎年開いている。今年は不漁のため開催が一時危ぶまれたが、すまし汁や雑炊の販売数を例年よりも少ない約150食にするなどして開いた。